本記事では、精米歩合が高くとても飲みやすい日本酒【獺祭】を紹介します。
日本酒好きでこのお酒を知らない人はおそらくいないだろうと思われる獺祭(だっさい)。女性のファンも多く、多くの日本酒愛好家に人気です。また、贈っても喜ばれるため、プレゼントにも最適です。誕生日や父の日、母の日、クリスマス、その他記念日など、大切な人に贈ってみてはいかがでしょうか。この獺祭ですが、焼酎やスパークリング、そして、チョコレートまであるんですよ。人気の高さが伺えますね。
なお、未成年の方は、お酒は二十歳になってからにしてくださいね。
言わずと知れた名酒【獺祭】
獺祭とは、旭酒造(山口県岩国市)が造る、ファンでも話題の地酒
初めて聞くとちょっと変わった名前だなと思う人もいるかもしれませんが、この獺祭の獺は一文字だと「かわうそ」と読みます。この獺は、魚を捕らえると岸に並べるそうで、その様子がまるで祭祀を行ない、神様にお供え物を捧げているように見えることからこの「獺祭」という言葉が生まれたみたいです。
ちなみに、俳人として有名な正岡子規は「獺祭書屋主人」という別号を用いていました。獺祭とはのちに、書物や資料などを広げ散らすことをさすようになったそうです。
獺祭は「純米大吟醸酒」 米と米麹、水のみを原料
日本酒は大きくは、「純米酒」と「吟醸酒」、「本醸造酒」に分けることができます。純米酒は、米、米麹、水だけで造られた日本酒で、お米本来の旨味や香りを楽しむことができます。
吟醸酒や本醸造酒は、この3つ以外に醸造アルコールを添加して造ります。この点が純米酒と違う点ですね。
吟醸酒と本醸造酒の違いは精米歩合です。吟醸酒の精米歩合は60%以下で、本醸造酒の精米歩合は70%と決められています。また、吟醸酒は、「吟醸造り」といい、よく磨いたお米を、通常よりも低い温度で長時間発酵させる製法で造られます。このため、フルーティな香りが生まれます。本醸造酒は、香りは控えめですが、すっきりとした辛口のお酒となります。
純米吟醸酒とは、醸造アルコールを一切添加せずに、米と米麹、水のみを原料として造られる日本酒で、米そのものの旨味を十分に引き出し、濃厚なコクと華やかな香りを楽しむことができます。
そして獺祭は「純米大吟醸酒」
純米吟醸酒と純米大吟醸酒の違いは、こちらも精米歩合です。純米吟醸酒は吟醸酒と同じで60%以下ですが、純米大吟醸酒は、50%以下となります。
ちなみに、純米酒には、精米歩合の決まりはありません。
日本酒の話題によく出てくる「精米歩合」とは
先ほどから出てきています、精米歩合(磨きともいいます)は、お米を精米して残った部分のお米の割合を言います。お米にこだわりのある人は、玄米をその都度精米機で精米して炊いたりしますよね。(精米して時間が経つと、味や品質が落ちていくためです。)普通に白米にする場合の精米歩合は90%ほどなので、お米の表層を1割程磨いていることになります。
純米大吟醸酒の精米歩合は50%ですから、お米の半分を磨き上げているということになりますね。
なぜ、お米をここまで磨くのか
お米の表層部にはたんぱく質や脂質、でんぷんなどの栄養素があるのですが、これらの栄養素がお酒の味や香りに影響するからです。お米の表層部は、日本酒造りにはそれほど必要ないということですね。
精米歩合が高い(数値が小さくなる)ほど、日本酒は端麗ですっきりとした味わいになります。また、フルーティと言われる「吟醸香」を生み出しています。
獺祭の精米歩合は「45」「三割九分」「二割三分」の三種類
本記事で紹介している獺祭の精米歩合は、「45」「三割九分」「二割三分」の三種類があります。最も高いのが二割三分、残った部分が23%ということです。このように徹底的に磨かれているため、お値段も高くなります。
獺祭「三割九分」
純正カートン紙箱入 純米大吟醸39
旭酒造 山口県
獺祭「二割三分」ギフトBox有りとギフトBoxなし
贈り物とする場合は、こちらがお勧めです。
自分で飲む場合は、こちらでOKです。
獺祭飲み比べセット
獺祭45と三割九分、二割三分の3本セットです。私も誕生日にいただいたことがあるのですが、とても嬉しかったのを覚えています。もちろん、どれもおいしかったです。
獺祭「二割三分」と久保田の2本セット
久保田には、百寿や千寿、萬壽、その他いくつか種類があります。
獺祭には焼酎やスパークリングもあります。
獺祭焼酎とスパークリング
発泡にごり酒 スパークリング 720ml
フルーティな香りと爽やかなコクをお洒落に味わってください。
シャンパンと同じで、コルク栓を抜く時には注意が必要です。
更には、獺祭チョコレートもあります。
[ショップバッグ付き] バレンタイン ギフト プレゼント
「獺祭磨き二割三分」と「獺祭スパークリング45」が1つずつ
「獺祭45」が4つという構成になっています。